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Youtube声の形考

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前回の記事の内容、さらっと書いたところで誤解があるような気がしたので

声の形、再びです。

Youtuberになるなら意識しておきたい声の形

ちなみに「聲の形」は名作です。

声の形考

「声は大事だよ」っていうところで誤解があったように思います。

声、大事。

けど例えばだみ声だったとして、その声は悪いから動画や音声配信ができない、という話ではないのです。

喉が潰れている人は商業声優にはなれないかもしれない、けれども自分の気持ちを伝えることはできるのです。

その気持ちを伝えるための声が大事、という話なんです。

聲の形は映画にもなっています。

この作品の主人公はろうあ者です。

だったら映画になったときに声優は必要ないのでしょうか?

それは乱暴すぎますよね。

映画では実力のある声優さんが起用されました。

自分の声で発信している人にはぜひ見て欲しいです。喋らないのにものすごい表現力。

じゃあ喋れる人はもっと表現力が出るはずなんですよね。

声が悪いと思うなら声を変える努力をする。

聞き取りやすい発声をする。

感情を声にのせる。

そういういろいろを含めて「声が大事」っていうことなんですね。

声を考える

前回にも出てきましたが、声で難航したチャンネルの話。

結局、公募しました。

ちょっと意地悪してポンと台本だけ渡して、台本の15秒くらいのフレーズを録音してもらったもので審査したんです。

何を意地悪したかというと、その台本を喋る人物の背景は全く伝えなかったところ。

けれども台本を読むとぼんやりとその人物の背景は浮かび上がるんです。50%くらい。

50%以上の情報が欲しかったら直接聞くしかない、という風な意地悪ですw

背景の情報を聞いてきた人が当選したのですが。

声だけで判断するとめちゃくちゃ良い声の人は他にもいたんです。

けれども、そのチャンネルには合わない喋り方だったんです。

いくら良い声でもそのチャンネルに合わなければ視聴者は離れていくのが配信だと思ってます。

自分の伝えたい事がある、それを自分の声で伝える、ときにどうやって表現していくか?

考えるのが声の形を考えるということだと思ってます。

そして100人が良い声という人にはなれなくても100人がこの人の声って聞き取りやすいよね、と言われることはできるのです。

声の形を変える

努力で声変えろって言われても、だみ声なんてどうしようもないやん、って感じですが。

たしかにどうしようもないものはどうしようもありません。音声のみの配信は諦めるしかないかもですが、動画配信ならテロップを入れればいい話。

声は大事だけど、声だけで表現しろという話ではないのです。

声も動画も、編集もすべて含めて表現していかないとYoutubeという大きな動画配信プラットフォームで戦っていくのは厳しいんじゃないかなーなんて思うわけです。

 

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