インスタグラムのレッドオーシャンで戦ってみる
レッドオーシャンの中にしかブルーオーシャンってないんですよ。
流れのないところがブルーオーシャンだと思ってませんか?
「競争のない」という意味で流れのないところがブルーオーシャンだと勘違いする人が多いと思うのですが、違うんです。
ぶっちゃけて言うと金の流れのないところで金を掴めるか、という話です。
目次
インスタグラムの検索機能から見るレッドオーシャン
インスタグラムの検索機能はジャンル分けされています。
そのカテゴリーは13種類です。
- 美容
- ショッピング
- スタイル
- 食べ物
- 動物
- インテリアデザイン
- DIY
- 建築物
- アート
- コミック
- 自然
- テレビ・映画
- 旅行
アカウントにより興味を持っているジャンルが先に提示されるのでカテゴリーが出てくる順番はバラバラになりますが13種類のジャンルが人気ということですね。
人気のジャンルは投稿が多いということなので完全にレッドオーシャンですね。
なのでこの13種類のジャンルとは違う投稿を続けていけば独自のアカウントとして人に見てもらえるのでは、と考えてしまうのが間違ったブルーオーシャンです。
ひたすら囲碁の棋譜を画像投稿するとか。それはそれでウケる気がしますが、インスタグラムというプラットフォームの中で「囲碁」をしている人は何万人単位ではいないかと。
ニッチを攻めて濃いファンを作るのも否定はしませんが、そういうやり方はブルーオーシャンではないと言っているのです。
レッドオーシャンから探すブルーオーシャン
先に出した13のジャンルですが、カテゴリーとして見ると大きいですよね。
「美容」の中に小カテゴリーを作るとなると相当な数ができてしまいます。
「美容」とは美しい容貌、容姿を美しくすること、という意味があるので「化粧品」「ヘアースタイル」「ダイエット」「運動」など大カテゴリーからたくさん展開していきます。
けれどもその小カテゴリーでもまだまだレッドオーシャンですよね。
ならどう探すのか?
新型ウィルスで業績や売り上げの伸びた業種やサービスが色々あります。
マスクやトイレットペーパーなどすぐに理解できる商品と、なぜそれが今売れるの?と思ったものがあります。
その中で一番疑問に思ったものが「美容整形」です。
でも考えてみたら納得なんですよね。
美容整形をしたい人って美意識の高い人です。美意識の高い人は普段顔を隠す事はないと思います。どちらかと言えばもっと見て欲しい敵な考えをしているのかと。
そんな美意識の高い人たちが在宅勤務になったりして人の目に触れなくなったとき(しかも長期間と予想される)「この期間で美容整形をしてみたい」という考え方になる人が出てくるのは理解できます。
インスタグラムを使っている層の中では20代女性がトップです。
20代女性が一番興味のある「美容」カテゴリーの中でインスタグラムでは誰も発信していないカテゴリーを探していくというのがブルーオーシャンの見つけ方です。
ブルーオーシャンを考えてみる
20代女性が多いインスタグラムでブルーオーシャンを見つけたい時に
美容→化粧品→梅雨時でも崩れない化粧方法
と考えると思うのですが、そこで考えられるのはみんなが思いつくカテゴリーなのかと思います。
やはりユーザーの気持ちになって考えてみる事が大事だと思っています。
20代女性がインスタグラムに何を求めているのか?
何を考えてインスタグラムに投稿するのか?
インスタ映えという言葉も古くなりましたが映える写真を撮るために常にオシャレなカフェに行ったりキラキラしている事が疲れる時もあると思うんですよね。
新型ウィルスももあり働き方改革とも言われ、自分の働き方や在り方、生き方すら見つめ直している人も多いと思います。
そんな人への働き方の指南的な投稿→20代女性の働き方改革→副業のやり方→スタイルカテゴリーでの投稿を作っていく
と考える事でレッドオーシャンの中で視点を変えてブルーオーシャンを見つける事ができるのではと思っています。
インスタグラムで隠されているターゲット属性
20代女性に興味ある「美容」その中で「美容整形」というカテゴリーを見つけてみたのですが、美意識の高い人が「美容整形」をフォローするか?というところを考えてみる必要があります。
「美容整形」で検索すると美容整形クリニックが多いのですが美容整形クリニックのアカウントがとても有益な情報を発信したとして個人アカウントがそのクリニックをフォローするか?という事です。
ブログなら読者を特定されません、けれども個人アカウントだと友人や同僚に「美容整形に興味があるんだ」と思われます。
なので女性のインサイトをつく商品を持っている場合(ダイエットとかもそうですね)ずばり「美人になりたいんでしょ」「痩せたいんでしょ」とアピールすることは控えないといけません。
「美容整形」をマイルドに言い換えて「肉体改造で美を極める」くらいだとフォローしやすくなるのかもしれません。
そしてインサイトをついたアカウントには隠れたフォロワーがたくさんいます。行動しないフォロワーと言ってもいいです。
フォローするのは恥ずかしいのだけどいつも見ているという隠れフォロワーです。
フォロワー数以上にいいねがつくアカウントは隠れフォロワーの多いアカウントです。
フォロワー数で一喜一憂せずに自信をもって発信をしていけばい良いと思います。
インスタグラム市場に足りないもの
インスタグラム市場に今足りないものを見つけるという事がブルーオーシャンを見つける近道です。
需要はあるのにインスタグラムにまだないコンテンツ(ブログやツイッター・youtubeにはあるのにインスタグラムにはないというものがあります)を考えて投稿することでインスタグラム市場の中で濃いファンを作る事ができます。
需要はあるのにインスタグラムの中にコンテンツが伸びない、と思っているものが「薄毛」カテゴリーなのですが、この「薄毛」ってターゲット属性が男性で30代後半以降というインスタグラムユーザーとちょっと離れているんですよね。
ならば結婚している女性に向けて「旦那さんの薄毛対策」
女性でもヘアケアに悩んでいる人に向けての「女性薄毛対策」とか結構良いんじゃないかなーと思うんですが、誰かやってみますか?w