シャドウバンを回避する唯一の方法
シャドウバンって知ってますか?
Twitterでは良く聞くけど、インスタグラムにはないでしょと思った人はそこそこのSNS上級者。
インスタグラム社は公式には「シャドウバンなんてないよ」と言っていますが、どう考えてもありまぁす。
シャドウバンとは?
シャドウバンとは【Instagramの人気投稿に表示させられなくなる】というひとつのペナルティです。
どんなに投稿しても人気投稿に上がらなくなるので、検索でも引っかからなくなり新規のフォロワーやいいねが極端に減るのがこの現象の特徴です。
このシャドウバン、どんなアカウントにも起こります。
フォローはしてないけど検索で良く見る人気インスタグラマーの投稿を最近見なくなったなあと思ったらシャドウバンになっていて検索には引っかからないけど、そのインスタグラマーは投稿を普通にしていたなんてこともよくあります。
インスタグラム社によるとシャドウバンはないと言われているのですが確かに存在しています。
シャドウバンの原因
シャドウバンの原因は3つあります。
アカウントの不審な行為
フォロワーを購入したり、いいねを購入したりという不審なアカウントはシャドウバンされやすいです。
そしてアカウント初期にやりがちだとは思うのですが、短時間で大量にいいねをつけたりフォローをしたり、という行為も不審だと判断されます。
目安としては
- 1時間で150以上のいいね
- 1時間で60以上のコメント
- 1時間で60以上のフォロー・フォロー外し
です。
ただしこの目安もあくまで現時点での話なので、この先もっと厳しくなる可能性もあります。
緩くなる可能性はほぼゼロでしょう。
固定ハッシュタグの継続的な使用
投稿へのハッシュタグ付け、全ての投稿に同じハッシュタグをつけていませんか?
よくある「インスタグラム攻略法」とかを見ると「ハッシュタグは関連性のあるものを30個はつけること」と書かれています。
なので関連性のあるハッシュタグをつける、ところまでは概ね正解。
ただしそのハッシュタグは投稿にちゃんと合っているのか?を選定していないのなら不正解。
ハッシュタグ選定についてはまた別の記事で詳しく説明しようと思いますが、投稿に合っていないハッシュタグやハッシュタグの使い回しはインスタグラム社に工夫のないアカウントと判断されます。
毎回の投稿で30個のハッシュタグを選定するのは大変なので少し楽になるヒントを。
選定したハッシュタグをどのような投稿に使えるのかというグループに分けて何個は保存しておきましょう。
風景の投稿の多いアカウントなら
- 山・夕陽
- 山・昼間
- 海・夕陽
- 海・雨
などですね。
あとはコピペするだけ。
誹謗中傷や差別的な発言
差別するようなアカウントなんて作らないよ!と思いますよね。
そう、この項目はコメントです。
SNSの中でもインスタグラムは比較的ユーザーが穏やかだとは思ってるのですがたまに攻撃的な方も見られます。
そういう攻撃的な人に攻撃的に返すと発言内容に問題ありと判断されます。
SNSを使う以上、売り言葉には相手をしないというスルースキルを身につけましょう。
シャドウバンを回避する唯一の方法
上記3つの原因に気をつけてアカウントを運用してはいるけどいきなりやって来るシャドウバンを回避したいなら。
インスタグラム社はイヤらしいなと思うとこですが、インスタグラム広告を使っておきましょう。
シャドウバンになって困るアカウントはそれなりにアカウントが育ってきた方です。
育ったアカウントがシャドウバンになって困るのは集客ができなくなるからですよね。
その集客に少しだけでいいのでインスタグラム広告を使っておきましょう。
フォロワーが1万人を超えていてシャドウバンになっている人は「インスタグラム広告を使っている」が0%でした。
インスタグラム社はイヤらしい、と書きましたが、インスタグラム社の立場からすれば当然ですよね。
インスタグラム社はインスタグラムという無料アプリを使ってインスタグラムにお金を落として欲しいわけです。
無料アプリを使って無料で集客して成約は誘導して別サイトになる、なんて許せるものではないですよねw
アカウントが育ってきている人はインスタグラム広告を使い、まだまだ伸びていないアカウントの人は全ての投稿に外部サイトへの誘導を促すよりもインスタグラム内部で回遊させるような投稿をしていけばインスタグラム社のペナルティは受けにくいということです。
シャドウバンになってしまったら
確実にこういう事をすれば直る、という方法は発表されていません。
インスタグラム社はシャドウバンを否定しているので当然ですね。
ただし、世界的な対処法として2日間・48時間、ログインもせずにアカウントを放置しておくというのが有効のようです。
そしてシャドウバンにすぐに気づけるようにインサイトを見てデータ分析をする癖をつけておきましょう。
インサイトの見方についてはまた別記事で。
シャドウバンを考える
インスタグラム社の思惑なんて知ったこっちゃない、と思いがちなんですが…
使っているプラットフォームの思惑を考えてみるって結構重要な事です。
その思惑から外れたらどんなに素晴らしいコンテンツでも無視されるって事なんですからね。
その思惑って実はプラットフォームじゃなくてSNSの先にいるお客様もそうじゃないのか、というところまで想像できたところで終了!